表表紙に大きく書かれた 銀の弾丸、OOUI に強く惹かれてAmazonでポチってた本が, ようやく届きました.
書籍の紹介
購入したのは, オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理
という書籍で, 技術評論社さんから出ています.
オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) (日本語) 単行本(ソフトカバー)
Kindle版もあります.
オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 WEB+DB PRESS plus Kindle版
Amazonの書籍概要を引用すると,
オブジェクト指向ユーザーインターフェース(OOUI)とは、オブジェクト(もの、名詞)を起点としてUIを設計すること。タスク(やること、動詞)を起点としたUIに比べて、画面数が減って作業効率が高まり、また開発効率や拡張性も向上する、いわば「銀の弾丸」的な効果を持つ。ブログや雑誌記事などで大きな反響を得たこの設計手法について、前半部では理論やプロセスを詳説。そして後半部の「ワークアウト(実践演習)」では18の課題に読者がチャレンジ。実際に考え、手を動かし、試行錯誤をすることにより、OOUIの設計手法を体得できる。
オブジェクト指向UIとは如何なるものか, そしてオブジェクト指向UI設計手法に関する実践的な演習も含まれているとあり, 単に読むだけでなく手を動かすことでイメージしながら身に付けることができそうで, すでに読むのが楽しみ.
とりあえず導入だけ読んだ感想
まだ本編には入っていないが, その前段の導入部分を軽く読んでみた.
著者は, 今日のソフトウェアデザインではタスク指向
なものが多く, ユーザにとって使いづらいソフトウェアばかりであると述べている. 確かに, どうしてもビジネス要件を満たすような設計になりがちで, ユーザが自由に使いこなす
というよりは開発側が想定したレールに乗っかるように誘導して使わせている
という感じになっているソフトウェアも存在していると思う.
さらに著者は, これまでの経験からタスク指向
なソフトウェアを半ば機械的にオブジェクト指向
なデザインへ転回することができると述べている. 現時点(導入部分)においては具体的な話は出てきていないが, 読み進めていくことでここが明らかになってくると思う.
たった数ページしか読んでいないが, すごく興味をそそられたので, 読書が苦手な自分でもガンガン読めそう. 読み終わったらまた感想を書きます(追い込んでいくスタイル)
もし興味があったら, 読んでみて欲しい.